平和を願って
2022.04.28
こんにちは!
御所南動物クリニック併設 トリミングサロンLALAの小林です
連日、ロシアのウクライナ攻撃のニュースを見て心が傷みます。
1日も早く平和的解決に向かって欲しいと願うばかりです。
現地の方々はどんな思いでおられるのかと考えていると、ふと昔の怖かった思い出が蘇って来ました。
1992年にアメリカに移住してまだ2年目の頃、当時アルバイトしていたヴィンテージ・ギターショップがイベントに出店する為、ロサンゼルスから遥々フィラデルフィアまで沢山のギターやアンプをトラックに乗せて行きました。
このフィリー・ギターショウというのは、日本はもとより世界中からバイヤーが集まる大きな規模で、数日間ホテルの大きなコンベンションエリアを全部使い、展示会が終わると沢山の超有名ゲストミュージシャンによるライブやジャムセッションが夜遅くまで続きます。
しかし、ここはアメリカ、ニューヨークとワシントンD.C.の中間に位置するペンシルベニア州でいちばん大きな都市フィラデルフィア。
悪い奴、危ない奴がごろごろしているらしい。。。
イベント搬入日の前日に到着したので、我々の楽器はまだトラックから下ろせません。
話によるとこのタイミングを狙って夜の間にごっそりと積荷を盗まれることも多いそうです。
なんとなく不安な顔をしている僕に、長距離運転でくたくたに疲れているのにニッコリ嬉しそうな笑顔で近付いて来たボスがこう言いました。
「ヘイ、セイジ!今夜はゆっくりここで休みな!
運転席の後ろのベッドはふかふかで暖かいぞ!
心配するな、もし悪党が来たらこれを使えば良い!」
手渡されたのは、ズシっと重くツヤのないコルト・ディテクティブスペシャル、38口径で銃口の短いピストルでした。
(出川哲朗のように)「いやいやいや、無理無理無理!」
その頃は、シューティングレンジに行ったこともなく、本物の銃を撃った事が無かったのでどう扱って良いのかもわからず、なんとかこの役目を逃れることはできないか?と願うばかりでした。
しかし、ボスには聞き入れてもらえず、明日から始まる楽器ショウを待つウキウキ気分はすっかり消え去り、広大なパーキングの角に停められたU-HAULのレンタルトラックの中で実弾6発が入ったコルトを枕の下に置き周囲の物音にビクビクしながらひとり眠れぬ夜を過ごしたのでした。
アメリカ中から、このような出店者達が夜中でも次々と到着してゴソゴソしているので、その度に銃を片手にそっと外を覗く作業がほぼ朝方まで続きました。
いつ襲われるかわからないような状況下にいる事がどんなにストレスか、戦火の中ではなおさら大変だと思います。
早く平和な日々がウクライナや周辺諸国に訪れる事を祈ります。
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