気管虚脱の手術を実施しました。2020年4月18日
2020.04.18
こんにちは。 京都動物医療センター 獣医師 園田祐三です。 京都市中京区にある京都動物医療センターは、京都御苑から徒歩1分ほどのところにあります。 コロナが猛威をふるっている中で、私達獣医師もどうしていくことが一番いいことなのかいろいろ考えながら、日々診療にあたっています。当院では、呼吸器科、画像診断科、眼科、整形外科、外科、内科、皮膚科など様々な科目を設けております。 その中で、本日は当院の呼吸器科で実施した手術および呼吸器外科医のご紹介です。 本日は、日本でもわずかな施設でしか実施されていない、気管虚脱を治療する気管プロテアーゼ設置手術についてです。 今回実施した手術は当院所属非常勤で、呼吸器外科を担当している、末松正弘 獣医師をが執刀しました。 末松 獣医師は、気管虚脱の外科的矯正術を数多く執刀されており、それに関する論文発表も多くされています。
気管虚脱は、ポメラニアン、チワワなどの小型犬に多く見られます。 主な症状は、ガーガーといった呼吸音や咳などです。 外科的矯正術を実施すると、動物さんの呼吸の苦しい状態から救ってあげられることも多いです。 なにかお困りの際は、当院呼吸器科までご連絡下さい。
京都動物医療センタービル内3F
京都動物医療センター 呼吸器科 075-251-7252