専門診療のご案内Guide
京都動物医療センターは『京都の動物に最高の医療を』を理念とし、最先端の医療設備と高い技術や知識を持つ獣医師のもとで専門診療を実施しております。飼い主様とかかりつけ医と専門医が一つのチームとなって、動物の命や幸せに向き合っていきたいと思います。
※専門診療は完全予約制です。かかりつけの動物病院様からのご紹介が必要となります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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総合診療科 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
画像診断科 | ▲ | ▲ | ● | ▲ | ● | ▲ | ●(隔週) |
呼吸器科 | - | ● | - | - | - | - | - |
循環器科 | - | - | - | ● | - | ●※1 | - |
眼科 | ● | ● | ▲ | ▲ | ▲ | ● | ▲ |
血液内科・
内分泌科 |
▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ |
軟部外科 | - | - | - | - | ● | - | - |
整形外科 | - | ● | ● | ▲ | - | - | ● |
腫瘍科 | - | - | ● | - | - | - | - |
皮膚科・耳科 | - | - | ● | - | - | - | ● |
アレルギー科 | - | - | ● | - | - | - | ▲ |
脳神経科
(提携病院) |
● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
▲:要相談(電話にて確認をお願い致します)
循環器科:※1⇒第一土曜日のみ診察いたします。
画像診断科:7月から月曜日→金曜日へ変更となりました。日曜日は隔週となります。
眼科:▲表示日も診察可能日あり(詳しくは受付までお問い合わせください)
科目紹介Medical treatments
画像診断科
画像診断科では、かかりつけ医や各専門診療科からの依頼にもとづき、最新鋭のCTとMRIを用いて、あらゆる分野の画像診断を実施します。画像から得られる情報を見逃さずお伝えし、病気の診断やその治療方針の決定に大きく寄与します。神経科(ニューロベッツ)含めた他科の休診日でもCTやMRI撮影は随時受け付けておりますので、遠慮なくご相談ください。
CT
80列/160スライスCT Cannon Aquilion Lightning Heliosを導入。高精細0.5mmスライスにて高速撮影を実現し、猫、小型犬~大型犬まで幅広く対応。重症例でも、無麻酔での撮影を実現します。(麻酔下でのCT撮影を基本としていますが、麻酔高リスク症例かつ飼い主様の強いご希望などある場合は、無麻酔CTも当科までご相談ください。)
MRI
0.4T MRI日立APERTO Lucentを導入。神経科や画像診断科との連携により、精度の高い画像を作成し、診断に寄与します。豊富なコイルにより・小型犬から大型犬の様々な部位を撮影可能。

近畿動物医療研修センター病院長 歴任
呼吸器科
呼吸器科では、犬猫の全ての異常呼吸を診療対象としています。呼吸器内科では一般検査に加え、動脈血液ガス分析、X線透視検査、CT検査、気管支鏡検査を実地することで、病態生理を的確に把握します。呼吸器外科では短頭種気道症候群、喉頭麻痺、気管虚脱などハイリスクな難知性疾患を治療成功へと導くことが可能です。

AMC末松どうぶつ病院 副院長
・獣医循環器学会 認定医
・鹿児島大学 共同獣医学研究科外科
学分野大学院所属

乙訓どうぶつ病院 院長
・JAHA認定総合臨床認定医日本獣医
循環器学会
・日本獣医がん学会 犬・猫の
呼吸器臨床研究会(VeRMS)
・日本呼吸器学会日本呼吸器外科学会
iVEAT(獣医教育・先端技術研究所)
・腹部超音波実習修了 京都府獣医師会
循環器科
循環器科では各種検査(身体検査、心電図、胸部X線、心エコー、ホルター心電図検査、血液検査など)を実施します。低侵襲なカテーテル治療やペースメーカー植込み術などの循環器外科を含めたあらゆる心疾患に対応することが可能です。

松原動物病院(大阪府)循環器科主任(2016年~2022年)
日本動物病院協会(JAHA)認定 総合臨床医
・日本小動物血液透析協会主催 全五段階血液透析セミナー終了
・大阪コミュニケーションアート専門学校講師(2011年~2014年)
・麻布大学付属動物病院循環器科専科研修医(2013年~2017年)
・どうぶつ眼科専門クリニック(大阪府)麻酔教育非常勤講師(2014年~2022年)
・American College of Veterinary Emergency and Critical Care 認定
RECOVER web couruse 2018 修了
・動物心臓血管ケアチーム(JACCT)インターベンション科アドバイザー(2021年~)
眼科
眼科では、犬、猫、うさぎの眼科疾患を診察します。ドライアイなどの点眼治療はもちろん、白内障、緑内障、角膜疾患、眼瞼疾患、眼窩腫瘍などの眼科手術にも対応しております。網膜電位図検査や眼科顕微鏡、超音波乳化吸引装置などの特殊機器を備えて、動物の視覚を守るために全力を尽くします。

総合診療科
総合診療科では、体調は悪いがどの診療科か分からないような場合に、総合的な診療を実施します。また各専門診療科の休診日には一次対応をさせていただきます。一般内科・外科を中心とした各種診察を行い、各科への窓口となります。


血液内科・内分泌科
血液・内分泌科では、コントロールのうまくいかない糖尿病などの内分泌疾患、原因不明の貧血に対する診断検査、難治性免疫介在性疾患の治療を実施します。寛解後はかかりつけ医のもとで、治療をしていただくことも可能です。

軟部外科
軟部外科では、心臓外科(PDA や僧帽弁形成術)、泌尿器外科(閉塞性の尿道・尿管外科も対応)、消化器外科(肝胆系含む)、各種ヘルニア、腫瘍外科をオールマイティに実施します。症例の状態や外科 医の勤務日によって、実施施設が変わりますので、まずお問い合わせください。

整形外科
整形外科では、跛行などの整形学的診察および手術を実施します。小型犬の橈尺骨骨折はもちろん、骨盤骨折・大腿骨骨折・上腕骨骨折など様々な骨折手術を手掛けます。 また膝蓋骨脱臼整復、前十字靭帯断裂整復なども 最新の術式で実施します。

腫瘍科
腫瘍科では、腫瘍全般を診断・診察します。最新鋭のCTや超音波検査装置を駆使し腫瘍の全貌を解明するべく力を注ぎます。腫瘍外科では軟部外科との連携を図り、診断後の化学療法含めた対応が可能です。抗体治療(PD-1 治療)も全国に先駆け実施しています。

脳神経科(協力病院)

皮膚科
皮膚科では、一般的な皮膚疾患から難知性・免疫介在性・内分泌性皮膚疾患などに対する診察を行います。


アレルギー科
アレルギー科では、犬アトピー性皮膚炎や食物アレルギー等のアレルギー検査結果の解釈を含めた診察を行います。
