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腫瘍科の紹介

こんにちは。

京都動物医療センター 獣医師 萩森健二です。

本日は腫瘍科の紹介をさせていただきます。

 

動物の医療も日々進歩する中で高齢化が進み、動物の死亡原因の一つに腫瘍(ガン)があります。

腫瘍(ガン)になった場合、まず大切なのは的確な診断と治療方法の選択になります。当院では同施設内にCT・MRIがあり画像診断と合わせた診断・治療を行うことができます。

さらに当院では、腫瘍に対して従来の標準治療法は尊重しながら、新しい治療法にも力を入れています。その一つが以下の2つの抗体医薬です。現在は、大学病院と提携し、今までの治療では手の施しよがなくなった子達に対して臨床試験という形で治療が行えます。

 

1、犬B細胞性リンパ腫:イヌ抗CD20抗体治療(人医療における リツキサン)

CD20のご案内(KAMC)

2、様々な腫瘍:イヌ抗PD-1抗体治療(人医療における オプジーボ)

PD-1のご案内(KAMC)

出典:がん免疫. jp

 

何かできることがないか、他の治療法はないかと悩まれた場合は一度、お気軽に当院までご相談いただければと思っています。

治験の様子や、患者さんの様子などもブログを通して発信できたらと思っております。宜しくお願い致します。