ミュージック・フォー・ペット
2020.09.20
ペットスタイリストのセイジです。
LALAではいつも洋楽が流れています。
私事ですが人生の大半はミュージシャンとして生きてきたので良い音楽があると気持ちも考えも動きも、より自然でスムーズなのです。
アメリカでは犬も猫も音楽を聴き影響されるという考えがありますが、まったくその通りだと思います。 17年以上飼っていた猫のALICEはハードロックが大好きでした。
ノース・ハリウッドのサロンで黒人やメキシカンのグルーマー達と働いていた時があります。
音楽もシェアして交代で好きな音楽を流していました。
曲によってワンコたちの反応、落ち着きかた、態度が違うと感じました。
僕はロック中心ですが彼らはハードなラップやダンスミュージックなども好んで聴いていました。
ラップといってもよく日本人がやっているただ韻を踏んだゲーム的なモノだけではなくかなり政治的、批判的で情勢を鋭く突き、聞いていてもよくわからないものや、やたら「Fワード」(FU●Kといった放送禁止用語)を使いまくるものも大変多いのです。
これを「かっこいい」と勘違いして公に使う人や中指を立てるしぐさをする人やアーティストが日本にもいますが、気を付けてほしいです。
いやらしい言葉や悪口でセクハラ、パワハラをしている人のほうがましだと思うくらい「よくないこと」だと認識してほしいと思います。
少し話がそれてしまいましたが、そういう音楽を聴いていると動物たちにも少なからず影響が出るということを感じました。それを聴いている人間の心情的なものを感じ取っていることも考えられます。
そういった経験からBGMもひとつの大事な環境要素と考えています。
そういえば「ペットをリラックスさせる曲」といったアルバムを使ったこともありますが、僕にとってはカーペンターズやフリートウッド・マックのほうが効果ありです。
皆様のペットにも良い音楽を聞かせてあげてください!