総合診療科 開設のお知らせ
2020.12.30
こんにちは。
京都動物医療センター 獣医師の園田祐三です。
2020年を振り返ると、コロナ一色だったと後世でも語り継がれるだろうというほど、世間含めコロナウィルスというひとつの感染症が、猛威を振るった年であったと思います。
グローバリズムの裏表として、これからも未知の感染症との遭遇が人類の脅威となって現れてくるのではないかと、そう感じる一年でもありました。
そのコロナウィルス感染症の真っ只中であった、2020年4月に京都動物医療センターは開院し、以来多くの症例を京都府下始めとし、遠くは東京都、山口県、岡山県、徳島県といった関西からは少し離れた都道府県からも紹介していただいてきました。
ご紹介頂いた皆様には深く感謝させていただくとともに、今後当センターとしてよりよい動物医療を皆様に届けられるように全力を尽くしていきたいと思っております。
その中で、
「どの科に送ればいいかわからないけど、ひとまず二次診療をしてもらいたい」
というお声が数多くあり、その声にお応えするために、この度、総合診療科を開設するはこびとなりました。
総合診療科
総合診療科では、
- 何が原因かわからない
- 治療が困難
- 自院では、重症入院を受け入れにくい
- どの科に受診したらいいかわからない
*紹介元動物病院 獣医師の皆様へ
上記ないし、どの科を受診指定すればよいか不明な場合は、総合診療科(下記画像 赤丸)をチェックしてください。その他不明点があれば、お電話などにてご相談ください。
*飼い主の皆様へ
飼い主様においては、主治医にその旨をお伝え頂ければ、主治医より当センターに紹介状が届くようになっております。
近隣の主治医の先生とご相談頂き、ご来院ください。
かかりつけ動物病院が飼い主様の引っ越し等でまだ不明な場合は、お近くの動物病院にご受診後当科紹介もしくは京都動物医療センター総合診療科まで直接ご連絡ください。
京都動物医療センターでは、各科専門診療を行っており、かかりつけ動物病院様と連携をとり動物の診療にあたっています。各科診察後報告書(もしくはそれに準じた形式)の送付を実施、診断や治療が終了した時点で、飼い主様にはかかりつけ動物病院様に受診頂くことを徹底しております。
京都動物医療センター 園田 祐三