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腫瘍科の紹介

こんにちは。

京都動物医療センター 獣医師 萩森健二です。

本日は腫瘍科の紹介をさせていただきます。

 

動物の医療も日々進歩する中で高齢化が進み、動物の死亡原因の一つに腫瘍(ガン)があります。

腫瘍(ガン)になった場合、まず大切なのは的確な診断と治療方法の選択になります。当院では同施設内にCT・MRIがあり画像診断と合わせた診断・治療を行うことができます。

さらに当院では、腫瘍に対して従来の標準治療法は尊重しながら、新しい治療法にも力を入れています。その一つが以下の2つの抗体医薬です。現在は、大学病院と提携し、今までの治療では手の施しよがなくなった子達に対して臨床試験という形で治療が行えます。

 

1、犬B細胞性リンパ腫:イヌ抗CD20抗体治療(人医療における リツキサン)

CD20のご案内(KAMC)

2、様々な腫瘍:イヌ抗PD-1抗体治療(人医療における オプジーボ)

PD-1のご案内(KAMC)

出典:がん免疫. jp

 

何かできることがないか、他の治療法はないかと悩まれた場合は一度、お気軽に当院までご相談いただければと思っています。

治験の様子や、患者さんの様子などもブログを通して発信できたらと思っております。宜しくお願い致します。

 


 

 

皮膚科症例①_犬アトピー性皮膚炎

こんにちは。
京都動物医療センター 皮膚科 園田および向坂です。

最近は、梅雨という時期もあり湿度も温度も高く、わんちゃんの皮膚にとっては、辛い時期が続きますね。

当センターには、皮膚科・アレルギー科があります。
先日、柴犬さんの犬アトピー性皮膚炎を診察させて頂き、良好な経過を辿っているためご紹介させていただきます。

<わんちゃん情報>
犬種:柴犬さん
年齢:7歳
性別:女の子
主訴:4年ほど前から掻痒あり。季節性はなし。ここ数ヶ月で掻痒が悪化している。ステロイド、アポキルを継続的に投薬している

<治療前写真>

<診断名>
犬アトピー性皮膚炎
<診断根拠および治療概要>
獣医アトピーアレルギー学会が提唱している犬アトピー性皮膚炎の診断基準やFavrotの診断基準に則り、診断をしました。
治療は、保湿および脂のコントロールをメインとしました。保湿に関しては、セラミド系保湿剤を使用。脂のコントロールは、天然成分系クレンジング剤。また、すでに存在していた二次感染改善のため、複合シャンプー剤を使用しました。
また、慢性症例の急性掻痒に対してオクラシチニブも短期的に併用しました。
<治療後写真>


<コメント>
今回、短期的にオクラシチニブを使用したものの、効果的だった治療のメインは、クレンジングと保湿剤だと考えています。理由はステロイド、オクラシチニブをすでに投薬されていたので、追加したものが外用剤だったからです。
ポイントとして
「脂っぽい皮膚に保湿??」
という点があるかもしれませんが、保湿というのは、皮膚のコンディションを整えます。整えることで脂が出ている皮膚の状態を改善し、かえって脂を出なくするという治療をメインに据えました。

治りが悪い皮膚病も、しっかりと説明をさせて頂きます。
動物病院の獣医師の先生方には、経過報告をしっかりとさせていだき、連携致します。
飼い主様は、かかりつけ動物病院の獣医師にご相談いただければ、連携し治療をすることができます。

お困り事があれば、お問い合わせフォームやお電話・FAXにて受付しております。

京都動物医療センター
皮膚科・アレルギー科
園田 向坂

動物皮膚科・アレルギー科のご紹介

こんにちは。
京都動物医療センター 獣医師の園田祐三です。

本日は、京都動物医療センターの皮膚科・アレルギー科のご紹介です。

当院には画像診断科、呼吸器科、整形外科、外科、腫瘍科、総合診療科がある中、皮膚科・アレルギー科もあります。

「アトピー性皮膚炎っぽいけど、ステロイド・アポキル・サイトポイント色々使ったけど、なかなかコントロールできない!」
「なんかよくわからないけど、脱毛してきた!」etc

など、皮膚病で「なんかとにかくよくわからない」といった症例をご紹介にて承っております。

【獣医師の方】
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【皮膚科・アレルギー科:具体的な流れ】
①皮膚の簡易な経過を当センターへ送付(HP内フォーム、FAX,メール,電話など)

②予約診察日を決定

③診察当日、飼い主様にご来院頂く

④診察後、診察・検査・治療をかかりつけ医様に詳細報告(書面・電話もしくは両方)

⑤かかりつけ医にて治療
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といった形です。

現在、皮膚科アレルギー科専用のご紹介症例に対する詳細な予約確認書を作成中です。

それまでは、当センター予約フォームより、ご予約いただければ幸いです。

診断依頼

【一般の飼い主様】
まずは、かかりつけ医様にご相談ください。かかりつけ医様より、当センター皮膚科・アレルギー科にご紹介頂きます。
かかりつけ医がおられない場合は、一度お電話頂きご対応可能か相談させていただきます。

京都動物医療センター
獣医師 園田祐三

関西唯一の呼吸器科!

こんにちは。京都動物医療センター 獣医師 園田祐三です。

京都動物医療センターは、コロナショックの真っ只中の2020年4月1日に開業しました。

京都市獣医師会所属の獣医師複数名が集まって、運営をしています。 運営をしている中で、よくお聞きするのが 「どこにあるかわからない!」 「HPがわかりにくい」 「どんな病院なんですか?」 などです。

その中で、どんな病院なの?というご質問に対し、本センターの呼吸器科をご紹介いたします。

最近は、動物にも呼吸器科があります。わかりやすくお伝えするなら 「呼吸が苦しい・悪い」 動物さんの呼吸を楽にする、そんな科です。

自分の運営している動物病院でも、呼吸が苦しいこがよく来院します。自分たちで治せることもあれば、そうでないこともあります。

当センターでは、関西で唯一の動物の呼吸器科があります。
呼吸器科には呼吸器内科と呼吸器外科があり 呼吸器内科では、最新鋭のCT装置、MRI装置、呼吸時透視装置、高性能レントゲン、超音波検査を駆使して、「なぜ、いま呼吸が悪くなっているのか」 を解明していきます。 手術になる場合は、西日本で最も著名な、末松どうぶつ病院 副院長 末松正弘先生はじめ、経験豊富な獣医師が執刀します。

末松先生は、全国的にも稀有な気管虚脱の手術執刀者です。 呼吸が悪い、苦しいと思っている飼い主様はぜひ、かかりつけ動物病院に相談頂き、当センターとの連携により診断・治療をしていきたいと思っております。ご不明点などあれば 京都動物医療センター 075-251-7252 までご連絡ください。

橈尺骨骨折

橈骨と尺骨は、前肢の手根関節(手首)と肘関節の間にある骨です。橈骨と尺骨の骨折は、小型犬で多く発生し、橈骨、尺骨とも同時に骨折する場合がほとんどです。地面に前肢を着くことで生じた荷重は、手根関節を介して橈骨と尺骨に伝達されます。その荷重のほとんどは橈骨が支えており、尺骨は骨端部(骨の端)で荷重を少し支えている程度です。このため、橈骨と尺骨の骨折の治療は橈骨を治癒させることが目的になります。
【治療法】 外固定、外科療法(手術)があります。治療法は、骨折の種類、患者の状態、ご家族の意向などを総合的に判断して決定していきます。
骨折の治療に用いられている手術方法は様々あり、骨折の種類によって使い分けています。橈骨と尺骨の骨折で用いられる手術方法のほとんどは、プレート固定と創外固定です。どの手術方法で行っても、10%くらいの確率で様々な合併症(手術における不都合な出来事)が起こると報告されています。
プレート固定で治療した症例 術前 手術直後 術後1ヶ月 この症例では、術後1ヶ月で骨癒合が認められました。症例のほとんどは、この症例のように1−3ヶ月ほどで骨癒合が認められます。